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Jeans CMSの特徴: Housekeeping Jeansについて

2010年1月13日

先の記事でもすこし触れましたが、Jeansでは、『Housekeeping Jeans』と呼ぶ骨格部分を他のコード(クラス)と明確に分けているのが、特徴です。

Housekeeping JeansはPHPフレームワークの一つと呼んでよいと思います。多分、MVCライクなのでしょうが、個人的には、MVCモデルはGUIプログラムには向いているけれどwebアプリケーションに向いているように思えないので、あまり気にしていません。多分Jeansは、派生型のMVCに近いのだと思います(このあたり、専門家ではないので良くわかりません)。

特徴は、デザインを決める部分(スキン)とPHPで記述されたアプリケーション部分(クラス)とを、明確に分けていることです。スキンにPHPコードを直接書くこともできますが、それは推奨されませんし、ほとんどのケースで必要ないはずです。

現在のところ、Housekeeping Jeansを構成するPHPファイルは、次のとおりです。

・jeans.php
・view.php
・error.php
・member.php(必須ではない)
・ticket.php(必須ではない)

Housekeeping Jeansの中で最も重要なのが、jeans.phpです。これが無いと始まりません。Jeansでできたサイトにアクセスがあった場合に必ず呼び出される、唯一のライブラリPHPファイルです。他のPHPファイルは呼び出されたり呼び出されなかったりします。MVCで言うところの、コントローラ(あるいは、ディスパッチャー?)とモデルに相当する部分の制御を行っています。具体的には、入力値のチェック(ファイアーウォール機能)、データをサニタイズしての出力、データーベースとの接続と言った所です。

データーベースとの接続は必須ではありません。場合によっては、データーベースを使わないアプリケーションを、Housekeeping Jeansを用いて構築することができます(この場合、_CONF_XXXを、PHPコードで定数指定します)。なので、データーベースとの接続部分(具体的にはsqlクラス)を別のファイルにしても良いのですが、ほとんどのケースでこれを必要とするだろうと思われますので、同一のファイルにまとめました。

次に大事なのが、view.phpです。スキンを用いた表示を実装するのに必要です。MVCで言うところのビューの制御で、スキンにおける文法を決めている部分です。ここの部分のコードをどうしようかと考えるのが、開発を続ける上での一番の楽しみです。Jeans CMSにおける文法構造を決めていくことになるわけですから、独自のプログラミング言語を開発している気分を味わえます。

残りの3つのクラスは、おまけです。error.phpは文字通り、エラーがあったときに呼び出されます。これは一応、Housekeeping Jeansとしては必須です。member.phpは、メンバーの管理をするためのコードを含んでいてます。メンバー管理を行わない場合には必要ありませんが、ここはセキュリティーと大きく関連する部分なので、Housekeeping Jeansに含めました。member.phpを使わないような運営方法も可能です。ticket.phpは、HTTPのPOSTメソッドでアクションを扱おうとするときのみ、必要です。

Housekeeping Jeansの最小構成は、jeans.php, view.php, error.phpの3つです。Jeans CMSのインストーラの部分は、この最小構成にスキンとinstallクラスを追加して構築されています。このインストーラの構造を見ていただければ、Housekeeping Jeansでどんなことができるのか、大体わかると思います。

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